「『永遠の0』百田尚樹著からの気づき」

フェイスブックとそれ以外でもとっても影響を受けている鍼灸マッサージ師の

 山崎達也さん。

太田区でまじめ治療院の院長をされています。

 特にその読書量はハンパないっ!!

 想像ですがアマゾンさんのかなりの優良顧客です(笑)

... そんな山崎さん、薦めてくださる本にハズレがない。

そして先日おすすめくださったのが、『永遠の0』

 現代の若者が自分の祖父の謎を紐解くストーリー。

読み終えてこんな思いでいっぱいです。

 ゼロ戦、特攻、真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル島。

 「あ〜〜、なんで私はこんなにも知らないのだろう・・」

 言葉は知っていても、ただそれだけ。

 「そんな自分、マズイぞ・・」と心から思わせてくれる本です。


これはなにかが動いている!思ったこと。

まずは私の訪問医療マッサージのご利用者さんで

お二人が軍隊経験者ということ。

  大正13年、14年生まれ現在88歳、87歳のかたです。

  偶然ですが、でも偶然にしてはいけないと思っています。

そして自分はご利用さんの歴史を引継ぎたいと思っているということ。

今まで、戦争について特に掘り下げようとは思っていませんでしたが、

  今回山崎さんにこの本をご紹介いただいて、

より自分のしたいことが明確になりました。

 
  本の中にもありますが、引き継ぐのにもタイムリミットがあります。

  証言者の年齢を考えると待ったなしです。

 このタイミングで、ご利用者さんと本と出会った幸運に感謝です。

 
そのお二人から、戦争の話を含めて、歴史をお聞きしようと思いました。

そしてもうひとつ、この本をご利用さんにプレゼントしようと思います。

 そんな気持になる本はなかなかないですね。

最後に高齢者と触れることの多い私たち訪問マッサージ師や又介護職の方には

 特に読んで欲しいと感じました。

戦争を経験することの意味の重さをひしひしと感じ、

自然と尊敬の念がわいてきます。

繰返しになりますが、私たちは知らなさすぎです。

 そしてこの本は『今』読むことに意味があります。


http://www.amazon.co.jp/%E6%B0%B8%E9%81%A0%E3%81%AE0-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E7%99%BE%E7%94%B0-%E5%B0%9A%E6%A8%B9/dp/406276413X
 


鍼灸マッサージの専門学校を卒業してから、丸10年たちました。

 デザインの道を挫折し美大を中退。

 21歳でした。

 とりあえずフリーターで牛めしの松屋とESSOのガソリンスタンドをかけもちすることに。

 松屋もガソリンスタンドも未知の世界で、しんどいバイトをあえて選ぶ。

 2年半続けたところで、首にしこりができ良性腫瘍と判明。

手術の1年前、首(あごの下)ビー玉ぐらいのコロコロするものがあることに気づいた。

 痛みはなく、なんだろう?と思った。

コロコロはだんだん少しづつ大きくなっていき

 ピンポン玉位に。私が手術したのは相模原協同病院の耳鼻咽喉科でした。

 

病院に行くのが超怖くて・・。

 場所的に悪性のものだったらどうしよう??とか

家庭の医学とか読むと、恐ろしい病気ばかりのってるし。

 怖いから現実逃避で、あんまり考えないようにしてた。

そしたら明らかにおかしい大きさに。(ピンポン玉大)

 友達に「病院いった方がいい!」ってすすめられて

 やっと決心がついた。自分だけじゃ踏み出せなくて。

だから、手遅れになっちゃう人の気持ちよくわかる。

 

 病院にいったら、先生がぱっと見で

悪性のものではないと一言。一安心。

だけど今度は手術が不安で不安で・・・。

 

 「全身麻酔でやるから、麻酔でショック状態になったらどうしよう

 もしかして、もしかしたら、死んじゃうかも・・・」

 「首の手術だからなにかの間違いで先生が失敗したら大変!」

 「首に15センチの傷跡かあ・・。嫁入り前なのに・・。

 「そもそもなんで自分が?」

 「なんか悪いことした?」

  落ち込み。って具合で。

 

 入院中に思ったことは、

 「たくさん大変な人がいるんだ・・・」

 「大変でも笑顔で頑張ってるなあ・・」

 「普通の生活がなんて、ありがたいことだったのか・・」

 

 手術の麻酔って強力で一瞬で記憶がなくなり

目を覚ましたら終わってた。

 「あれ?数秒しかたってなくない?」って感想。

でも手術は無事終わってて。

そしてのどの管を抜くんだけど

 これがとにかく痛くてつらかった。

手術の痕はそんなに痛くなかったけど。

 

 病室に戻ってきて天井を見てると

悲しくなってきて涙が流れてきた。

口と鼻をおおう 酸素のカップがなぜか息苦しくて

 やっぱりのどが痛くて声がでないし、

ひとりぽっちなかんじで、さみしくて、悲しかった。

なんで?なんで?がぐるぐるして。

 

 次の日ご飯を食べる時、首に力が入らなくて

「頭、こんなに重いの?!」しょうがないので

 ベッドを起こしてもらっておかゆを食べた。

 

 同じ病室のおば様たちの会話によると、ある看護師さん

 が人気者らしい。

 「あのひとに頼むといいよ」

 「あのひとはいいよ」

とか会話してる。

 

 看護師さんて元気いっぱい明るい人が多くて

 そういう人が人気なのかと思いきや、

 人気者のAさんは落ち着いた感じの若いひと。

 仕事ぶりをみてると、とにかく患者さんの言ったことを

流すんじゃなくてしっかり受け止めてる。

ほかの看護師さんが気づかないことに気づく。

 一見地味なAさんがすごくたよりにされてて、

 「そっかあ、元気で明るくなくても、誠実にきっちりすることが

 こんなにも評価されるんだな・・。」

わたしは、人見知りだし、おとなしいのでちょっと劣等感あったんだけど

自分の持ち味でやっていけば、それでいいんだ・・。

そんなことに気づいた。

 

 今回の入院手術は大変だったけどこの経験を

何か活かせないかな?そしたら悲しい気持ちから

 この経験してよかったって思える!そんなこと考えはじめ。

そして

「身体が大変だと、心が元気なくなっちゃうこともある。

 身体ばかりじゃなくて、心も思いやって欲しい。

じゃあ、自分が心と身体をじっくりケアできるようになろう。」

その経験から今にいたります。

 

 

 

 

 

 



今日は地元相模原の認知症家族会「友知草の会」の

 新年会に参加してきました!

 68歳の父は要介護5の寝たきり、認知症なんです。

 場所は古淵の「ひっぱり凧」さん。

落ち着いた雰囲気で有意義な時間を過ごせました。



 認知症治療に関しての大変有益な情報を教えていただきました!

 「コウノメソッド」

こちらをあわせてどうぞ!

http://www.forest-cl.jp/method_2013/kono_metod_2013.pdf




「今日の嬉しい出来事」

訪問医療マッサージのご利用者さん80代の女性。

  特別養護老人ホームに入居されていてます。

...年明けに大腿骨骨折で入院手術。

  1度お見舞いに行くも、お元気なく・・。

  先ほど娘さんからメールがあり、退院されたそうです!

来週月曜日から訪問医療マッサージ再スタート!

  頑張るぞ!!

昨日は脳動脈瘤手術を受けられた利用者さんから退院のお知らせを元気な声で頂き、

またまた来週月曜から再スタート!

退院のお知らせって本当に嬉しいっ!!!!!!!
 



 
「小島一朗さんのポストーカード本日販売開始!!」

 
相模原市役所近くのコミュニティーカフェ『茶蔵』(さくら)さんにて

 訪問医療マッサージご利用さんの小島一朗さんのポストカード

 の販売が始まりました!!!
 
2月6日からの相鑑舎さん主催

 『生きてることへの・・・感謝の記録 小島一朗展』

 のDMも置いてあります^^

小島さんの作品が目に留まった方の心に灯をともす・・

 そんなことを想像すると、とても幸せな気持ちになります!

ポストカードは1枚100円です。

利益は手数料の他は小島一朗さんの活動費、

 市の福祉の為の寄付にあてられます。

カフェ茶蔵さんご厚意に感謝です!


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