- 2013.01.31 Thursday
『永遠の0』百田尚樹著からの気づき
フェイスブックとそれ以外でもとっても影響を受けている鍼灸マッサージ師の
山崎達也さん。
太田区でまじめ治療院の院長をされています。
特にその読書量はハンパないっ!!
想像ですがアマゾンさんのかなりの優良顧客です(笑)
... そんな山崎さん、薦めてくださる本にハズレがない。
そして先日おすすめくださったのが、『永遠の0』
現代の若者が自分の祖父の謎を紐解くストーリー。
読み終えてこんな思いでいっぱいです。
ゼロ戦、特攻、真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル島。
「あ〜〜、なんで私はこんなにも知らないのだろう・・」
言葉は知っていても、ただそれだけ。
「そんな自分、マズイぞ・・」と心から思わせてくれる本です。
これはなにかが動いている!思ったこと。
まずは私の訪問医療マッサージのご利用者さんで
お二人が軍隊経験者ということ。
大正13年、14年生まれ現在88歳、87歳のかたです。
偶然ですが、でも偶然にしてはいけないと思っています。
そして自分はご利用さんの歴史を引継ぎたいと思っているということ。
今まで、戦争について特に掘り下げようとは思っていませんでしたが、
今回山崎さんにこの本をご紹介いただいて、
より自分のしたいことが明確になりました。
本の中にもありますが、引き継ぐのにもタイムリミットがあります。
証言者の年齢を考えると待ったなしです。
このタイミングで、ご利用者さんと本と出会った幸運に感謝です。
そのお二人から、戦争の話を含めて、歴史をお聞きしようと思いました。
そしてもうひとつ、この本をご利用さんにプレゼントしようと思います。
そんな気持になる本はなかなかないですね。
最後に高齢者と触れることの多い私たち訪問マッサージ師や又介護職の方には
特に読んで欲しいと感じました。
戦争を経験することの意味の重さをひしひしと感じ、
自然と尊敬の念がわいてきます。
繰返しになりますが、私たちは知らなさすぎです。
そしてこの本は『今』読むことに意味があります。
http://www.amazon.co.jp/%E6%B0%B8%E9%81%A0%E3%81%AE0-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E7%99%BE%E7%94%B0-%E5%B0%9A%E6%A8%B9/dp/406276413X